【当日レポート】ロバーツ監督からの贈り物を受けて ― 沖縄県議会での贈呈式に出席しました

2025年9月19日(金)、当店創業者、父・新垣喜盛とともに、沖縄県議会議長室へお招きいただきました。
この日は、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督から託された、
大谷翔平選手のユニフォームにロバーツ監督の直筆サインが入った特別な一着の贈呈式が行われました。
ロバーツ監督は、沖縄にルーツを持つ県系2世として、2024年6月に沖縄県民栄誉賞を受賞。
その際に父が製作した「守礼門を描いた特製三線」を監督へ贈呈しました。
今回のユニフォームは、その三線への感謝の気持ちとして監督から沖縄へ贈られたものです。








■ 沖縄県議会での特別な時間
当日は県議会の本会議の最中でしたが、その合間をぬって玉城デニー沖縄県知事が同席してくださいました。
県議会の中川京貴議長、そして父の甥(私新垣茂の従兄弟)にあたる新垣貴仁(嘉手納町議)も立ち会い、心温まる贈呈のひとときとなりました。
貴仁さんは、今回の贈呈のきっかけとなった三線寄贈の際、議長への橋渡しをしてくださった方でもあります。
■ 当日の様子をご紹介します
① 沖縄県議会庁舎のロビーで待機中
授与式前、本会議中につき待機。ロビーの静けさが印象的でした。

② 議長室の応接室で緊張しながら待機
父も私も、少し緊張の面持ちで順番を待ちました。
県政の中心で迎える時間の重みを感じました。

③ 贈呈後の記念撮影
ユニフォームを受け取った父・新垣喜盛を囲んで、
左から嘉手納町議の新垣貴仁、玉城デニー沖縄県知事、父喜盛、私新垣茂、中川京貴議長
笑顔の中に、感謝と誇りがこもった一枚です。

④ ドジャースのユニフォームを着用してのスリーショット
玉城知事、父、私の三人での記念撮影。
ロバーツ監督のサインが入ったユニフォームを通して、
沖縄とロサンゼルスの絆を実感する瞬間でした。

⑤ メディアの取材対応をする父・新垣喜盛
三線製作の経緯やロバーツ監督への思い、そして三線業界への思いを語る父。
長年、職人として歩んできた姿勢が、報道の方々にも真摯に伝わっていました。
この度は沖縄県議会の開催中にもかかわらず この時間を作って下さり心から御礼申し上げます。 また、この度沖縄県議会から県民栄誉賞の記念品として 県系2世のロバーツ監督に三線を贈呈する機会をいただき心より心より感謝申し上げます。 監督のさらなるご活躍をお祈りしつつ 三線の音がその歩みにそってくれることを願っています。 そしてウチナーのサンシンも メジヤー級の楽器になるよう私達もがんばってまいります。 チュウヤ、イッペーニへーデービタン(本日はどうもありがとうございました) 新垣喜盛

⑥ 県議会議長室での記念撮影
最後に、父・新垣喜盛、私・新垣茂、嘉手納町議の新垣貴仁、中川議長の4人で記念撮影。
温かな雰囲気の中で締めくくられた、忘れられない時間でした。

■ 三線が結ぶ、沖縄と世界
今回の贈呈式を通して改めて感じたのは、三線が人と人をつなぐ力です。
一挺の三線が海を越え、ロサンゼルスの地で響き、再び沖縄に「感謝の形」として戻ってきました。
父がこれまで大切にしてきた「心を込めて作る」という信念が、
海の向こうの人々にも届いたことを誇りに思います。
これからも父と共に、沖縄の音を未来へつなぐ三線づくりに励んでまいります。
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【沖縄テレビyoutube】ロバーツ監督が直筆入りのユニフォームをプレゼント 三線制作者に感謝2025/9/19