説明
人気のある紫檀材の真壁型三線です。
杢が美しいのでスンチー塗りで仕上げました。
乳袋部分(歌口から勘所までの膨らんだ部分)が小ぶりなので
「乙・上・五」の勘所(ポジション)が楽に押さえやすいです。
「乙・上・五」の勘所は人差し指をきつく曲げて押さえないといけないため
乳袋が大きすぎるとしっかりとしたポジションをとるのが難しいです。
また、糸蔵(弦を巻きつけている部分)をやや広めにとってあるのが特徴で
これはカラクイの止まりやすさ、弦の巻きつけやすさもさることながら
演奏のしやすさにもつながる当店の設計思想のひとつのかたちです。
胴はオモテ面本張り、ウラ面強化張りのハイブリッドタイプです。
やや強めの張り具合(850Hz〜880Hz)ですっきりとした音色です。
ティーガーは人気のあるティーガー工房跡の滑らんティーガーをとりつけてあります。